Here's Thought Crime Cascade 

*新しい記事は下段に投稿しておりますので、このままスクロールして閲覧下さいませ。



「思想犯罪CASCADE」を配信する次第だ。

コンテンツは今年1月に逝去した高橋博彦氏との対話集を中心に構成しているのだが、これはおそらく現代の社会科学書において最高レベルのディアレクテーク(哲学的問答)だと思うのだ。周知のとおり彼は極右の保守言論者であるのに対し、僕はリベラルの位相からそれを止揚する者であり、本来的に両者は激しく対立する二項だと言えるだろう。

しかし諸対立の合同と調和だけが理性の連続的発展を促すのであり、全ての論争問題において真理は常に中間に存在するのであり、それはすなわち対立する諸要素の統合であり、かくして我々はイデオロギーを超克し一つの世界観を共有するに至ったのだが、プロセスは「テーゼ(命題)とアンチテーゼ(反命題)が衝突し、終局的にジンテーゼ(綜合命題)化する」という弁証法の手続きそのものなのだ。

いずれにしろ死の直前まで言論に取り組み、民族に警鐘を鳴らし続けた故人の遺志を汲み上げて頂けるなら幸いである。

なお巻末では重要国土売却による防衛力消失、嫌韓デモに隠された政治的作為、米英による金融情報抽出などのルポルタージュを付録に加え、さらに「マスコミが報道しない小沢一郎の英雄的行為とは何だったのか?」とのタイトルで巨大掲示板に投稿され反響を呼んだ小論を全文収録している。

これらはいずれも崩壊の今時代に生きるニホンジン必読の論集であり、右派も左派も無党派も、これまで拙著に触れたことがない方々も、政治や経済の話など疎ましいと思う人々も、ぜひ一度目を通して頂きたい。また今回はパブリックドメイン(公共資産)化した映画「メトロポリス」からスチール写真を援用することにより抽象度を高め、過去作品では実現できなかった視覚のアート性を加味したと付記しておく。

末筆ながら、コンテンツの書籍化に賛同して下さったブロマガ購読者の皆様方に感謝を申し伝えたい。

本当にありがとう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



(まえがきより)

本書は会員制ブログマガジン「独りファシズム Ver.0.2」(2014年5月 - 12月)を編集したものである。

僕は社会改革を目指しているわけでもなく、まして政治的動機やイデオロギー的情熱などもなく、ただ表現と省察にとりつかれ論を綴ってきたのだが、おそらく今後もそのようなスタンスに変わりはないのだと思う。

しかし有償であるため配信直後から等価性という外部評価を突きつけられたのであり、まして膨大な情報が無償で入手できる電脳の時代においては、それらと差異化する付加価値が厳しく問われるのであり、かくしてクオリティを把持し続けることが絶対的課題となったわけだ。換言するならば「プロ意識」の命題化である。

いずれにしろそのような重圧のもと悪戦苦闘しながら書き上げた論群の堆積が本書であり、だからこそ一文一文が高密度を保ち普遍性を留めていると自負する次第だ。

なおカバーに印したXXX(triple X) Hardcore とはポルノ映画など過激コンテンツの表徴であると同時に、「絶対の核心」あるいは「筋金入り」という意趣の表象であり、すなわち迎合主義や予定調和の一切を排除し、いかなる規範にも権威にも囚われることなく、ひたすら本質だけを凝視する魂意の表明であり、最悪の文字禍を甘受する度量の表顕であるとご理解頂きたい。

これから皆様方は本書を通じ思想世界の未踏域に踏み込もうとしているのだが、それは「ポスト・モダン(現代文明終焉後の世界論)」の新たな領野を開拓する試みなのかもしれない。そして閲読(他の情報ソースと照合し、裏を取りながら読むこと)により認知基盤の揺らぎを感知するのだとすれば、それは旧い自身が予期せぬ者に刷新された「異化効果」の衝撃に他ならないのだ。

正統の読書とは啓蒙的でなく真逆に破壊的で常軌を逸したものであり、それは恍惚として自己が粉砕される愉なのであり、禁圧の時代においてはインディ―ズ(地下出版)だけがそのようなエナジーを孕むのであり、おそらく電脳本は我々に残された最後の知的領土なのだろう。

正気と狂気の境界は朦朧を極め錯雑とし、誰もが恐怖の当事者であり、格子なき牢獄の捕囚者であり、だからこそ現実を探求し喫緊の生存戦略を問い続けるのであり、そして僕のディスクール(哲学的言説)がこの扉絵のごとく、五感を覆い尽くしたシミュラクラ(メディアの疑似像)を粉砕し、覚醒を試みる者たちの一助となるのであれば、論者としてこれに勝る幸いは無いのだと思う。

                                  2015年5月22日  響堂雪乃

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購読はこちらから →  http://p.booklog.jp/book/91726/read   価格 ¥1000

(アマゾンでの取り扱いは7月第3週頃を予定。先にパブーで購読しキンドル端末へ送信することも可能です。なお本書は先に発売された「略奪者のロジック4 - 世界システムを論証する207の言葉たち - 」の原書となりますので、重複を了承のうえ購読するよう願い申し上げます。誤植が発生した場合はその都度修正し対処致します。再ダウンロードは回数に関わらず無料です。)

本書の概要

「SLAUGHTERHOUSE グローバル資本は国家と人間を解体する」より3年ぶりとなる書下ろし論文集。2014年1月に逝去した極右作家・高橋博彦とのディアレクテーク(対話集)を中心に64編を収録。多国籍企業支配、TPPの侵略本質、イデオロギー化した反知識主義、ショック・ドクトリン(惨事便乗型外交要綱)、パラポリティクス(政治的選択肢の消失)、原発事故による棄民、社会統合策としての戦争国家構想、官報化するマスメディアなど21世紀二ホンの破局本質を社会科学、政治科学、歴史科学、認知心理学などの視点から徹底検証。

第1章

Battle of Words 1 (外国人投資家による国家統治)
Battle of Words 2 (国民は国家によって売られた)
Battle of Words 3 (すでに政治的選択肢など無い)
Battle of Words 4 (現出したオーウェル世界)
Battle of Words 5 (全体主義が最終調整される)
Oppress (小沢一郎の英雄的行為とは何だったのか)

第2章

Rogue Economics (我々は主権者ではない)
We are the Dead (人間精神はすでに滅んでいる)
Escape from Freedom (高らかなる棄民宣言)
Johnny Got His Gun (全ては政治的フィクション)
Known as Brainwashing (公共放送という洗脳機関)
Ashes to Ashes (独裁は知性を憎悪する)
Cyberpunk is Not Dead  (経済的動機による錯乱)

第3章

Plein Soleil (ナチ的観念操作に他ならない)
Yapoo, the human cattle  (公から私への富の移転)
canary in a coal mine (叛逆を卵の段階で削除する)
Welcome to the Desert of Real  (次世代の消失)
grotesque (構造的暴力を助長する醜悪)
Simulation 4th (孤立する知者たちへ)
Neo Fascio (いかにして認知は攪乱されるのか)

第4章

no alternative (全野党が自民党の衛星政党である)
Brain Machine Interface (言語破壊による意識収奪)
like a hard dog (すでに粛清は始まっている)
What Alice Found There (戦争が利潤機会なのだ)
Die letzten Tage (官吏が実証するアイヒマン理論)
Battle of Words 6 (在日はスケープゴートにされた)
Battle of Words 7 (終焉を迎えた二ホン国文明)

第5章

something to live for  (ネット言論もゴミ山である)
Kingdom Rush (金融緩和というインサイダー)
quiet life again  (すでに知的降伏状態なのだ)
Simulacra Postmodernism (米国主導の宣伝工作)
Shuffle (カタストロフは未来からの審問である)
News of the World (多国籍企業の利潤が第一)
Man the Hunted (われ反逆する、故にわれらあり)

第6章

Battle of Words 8 (最高のプロパガンディスト)
Battle of Words 9 (敵国条項が解除されていない)
Battle of Words 10 (思考の断片化が加速する)
Battle of Words 11 (それは支配民族の普遍衝動)
Battle of Words 12 (経済格差は生存格差となった)
Battle of Words 13 (売国のインセンティブとは)
Panopticon (スターリン体制の再興)

付録1

Promised Land 1 (二ホン売ります)
Promised Land 2 (外国人が国土を買い漁る)
Promised Land 3 (取得された国家中枢)
Promised Land 4 (もはや戦争すらできない)
Watching You 1 (情報は全て抽出される)
Watching You 2 (絶対に負けないマネーゲーム)
Watching You 3 (米国規準のバックドア)

付録2

Animal Farm 1 (属国民同士の対立)
Animal Farm 2 (支配本質を隠蔽する装置として)
I’m the Hollywood Tease 1 (資本が新領土を求める)
I’m the Hollywood Tease 2 (戦争はドラマツルギー)
I’m the Hollywood Tease 3 (典型的な侵略戦争)
I’m the Hollywood Tease 4 (日銀とナチスの連携)

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Comments

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Displaced person of North land さん

> Plein Soleil (ナチ的観念操作に他ならない)
> ここの文が一部重複され二重に書かれています


見直しましたがわかりません。何ページの何行目と何行目の重複となりますか?


> 最後の一文が理解できません。


それではまた  でしょうか?   see you later の意味です。

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Displaced person of North land さん

先程訂正致しました。よろしければ再DLして下さい。ご指摘ありがとうございました。

26日のInformation ブロとも申請

ログインするとブログを始めようのようなページに案内されますが、そこからが分かりません。
閲覧するにはどうしたら良いのでしょうか。
カスタマーサービスに聞けよ!みたいなコメントですみません。

Re: 26日のInformation ブロとも申請

僕の設定ミスです。今日はもの凄い数のブロ友申請が来て、「これは何かの陰謀かもしれない!」とマジで真剣に考えていたのですが、ボタンの押し間違いだったとは v-40  他の方にも迷惑をかけました

ワハハハ やっぱり間違いでしたか

6月が近いので避難場所ブログのパスワードでも書いてあるんだろうか…だから見えなくしてあるの??
でも、ブロともってブロガー同志の連携だよね????悩んでるより聞こう!でスッキリしました。

Re: ワハハハ やっぱり間違いでしたか

わざわざブログを新規に開設して下さった方もいらっしゃいますので、お詫びに過去作品のPDF版を送ろうなどと考えております。希望者には握手券もつけますよww

「ペリーからマッカーサーまで」。 近代日本は"Made in USA"!

極右作家・高橋博彦?

この人も、しょせんは「近代以降の日本の意味」など、わかってはいない!

では、その回答を提示しよう。

「ペリーからマッカーサーまで」。 近代日本は"Made in USA"!

●ペリーが創らせたものを、マッカーサーが潰して、100年かけて植民地化

ペリーからマッカーサーまで、そして....「日米百五十年史」に観る近現代日本の意味、とは?

ペリーが創らせたもの(英米式帝国主義→日本帝国主義、それが英米と対立して日本軍国主義に変質)を、マッカーサーが潰して、ペリー以前(の日本)に戻したのではなく、アメリカの植民地にした。

①ペリーは、「中立平和国家」であった徳川日本を「英米式帝国主義国家」へと変えさせる先駆けを為した。

徳川幕府の日本は、260年間、中国(清朝)とも朝鮮(李朝)とも一度も戦争をしたことがなく、「中立平和」的な対外政策を行っていた。

※ただし、琉球(沖縄)とアイヌモシリ(明治政府が北海道と改称)に対しては侵略政策であったことは否めないので、全くの「平和国家」であったとは言いがたいが、100パーセント完全無欠である国家はどこにもない。

しかし、ペリーの武力の威嚇に屈して欧米列強諸国との「不平等条約」を強要された日本は、英米に「一人前の国家」として認められ、不平等条約を撤廃してもらえるよう、「植民地の獲得と経営、そのための帝国主義戦争」を行う「英米式帝国主義国家」へと方針を転換した。

②「英米式帝国主義国家」となった日本(大日本帝国)は、徳川幕府とはガラリと国家方針を転換してアジアへの対外進出路線をとった。日清戦争と日露戦争、その「成果」となった台湾併合、韓国併合、という「帝国主義」路線がそれである。

そして、40年の歳月をかけた宿願の「不平等条約撤廃」がかなって、日本は欧米列強諸国から「対等な国家」として認められることとなった。

外交交渉では微動だにしなかった「不平等条約撤廃」が、「戦争に勝てる国」「植民地を経営し帝国主義国家となれる国」となることでいとも容易く達成できたことが、日本の国家のあり方を決定的に変えてしまうこととなる。

日本は「国際連盟」の常任理事国となり、欧米列強に承認された「アジアの一等国」となったことが、その後の「近代日本人」の精神構造を決定付けることになる。

第一次大戦期(明治、大正期)までは、英米がこの日本をバックアップした。日英同盟がその象徴である。

③しかし、昭和期になると満州・中国の利権を巡って日本と英米は対立するようになり、満州事変、日支事変から大東亜戦争へと至る。

アメリカは日英同盟を破棄させ、対日包囲網を形成して、大々的な経済封鎖(エネルギー封鎖)を行う。

追いつめられた日本は対米英戦争を決行し、アメリカの圧倒的な軍事力の前に完敗する。

④マッカーサーは、占領した日本を無力化して、アメリカへの完全従属体制へと日本を徹底改造する。

ペリーによって日本は「英米式帝国主義国家」へと改造されたが、その日本が力をつけてアメリカにとって「脅威」になると、アメリカはこれを叩き潰して服従させたのである。

これはちょうど、アメリカが大々的に支援して「中東の軍事大国」に仕立て上げたサダム・フセンインのイラクが、アメリカにとって「脅威」になると、「いいがかり」をつけて戦争を仕掛け、イラクを叩き潰して服従させたのと全く同じ構図である。

こうして、日本はアメリカに徹底服従する「米領日本」へと改造されたのである。

この「ペリーからマッカーサーまで」の一連の経緯を観れば、近現代の日本というものが、まさにアメリカの手によって改造されてきたことがよくわかる。

すなわち、明治以降の日本とは、「真の意味」での日本ではないのである。


こうして、文字通りに心身共に「植民地米領日本(人)」になりきり、もはやその自覚すらも持てなくなった「アメリカの軍事基地」(日米同盟)にして「アメリカの経済特区・日本」(経済大国)であれば、この第1章から第6章までは、あまりにも当然すぎるくらい当然の帰結、でしかない!

国際金融資本 → その本拠地たるアメリカ合洲国 → その植民地米領日本

という支配構図の中で、アメリカ権力の代官・傀儡となって日本を支配しているのが官僚機構であり、政界などは官僚機構のロボット・猿回しの猿に過ぎず、これに利権売国勢力たる財界が一体となって、「植民地米領日本体制が堅持されている」のである。

(だから、この官僚ロボット政治からの脱却を図った小沢一郎は潰された。)

アメリカ権力の代官・傀儡である「日本の国家権力」、という最大の売国奴集団が日本を仕切っている限り、第1章から第6章のような現象とは、至極当然のこととなる。

むろん、アメリカ権力とは国際金融資本の代理人であり、アメリカもまた国際金融資本が収奪する植民地、なのであることは言うまでもない。

  • [2015/07/01 00:46]
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Re: 「ペリーからマッカーサーまで」。 近代日本は"Made in USA"!

松本さん

購読して下さっていたのですね。ありがとうございます。


>極右作家・高橋博彦?
>この人も、しょせんは「近代以降の日本の意味」など、わかってはいない!


というか、高橋さんは植草事件を傍聴するまでは全く政治や社会の仕組みなど知らなかったと
おっしゃられ、大変謙虚な方だったし「オレは何でも知っている!」みたいなタイプの人では
なかったですよ。


>英米に「一人前の国家」として認められ


色々な見方があるのでしょうが、二ホンの軍事力を整備させロマノフ王朝にぶつけ、後の
ソ連邦をユダヤ国家として再興するというシオニズム運動が背景にあったと僕は考えるのですけどね。
実際、開国当初のソビエト建国の主要者は全てユダヤ系で占められているし、ペリー来航からジェイコ
ブ・シフによる戦費拠出まで全部シナリオどおりだったのかもしれませんよ。


>日本が力をつけてアメリカにとって「脅威」になると、アメリカはこれを叩き潰して服従させたのである。


というか、そもそも三井財閥など日本の軍事産業に莫大な投資を行い戦力を増強させたのはディロ
ンリード社(現カーライル)など米国資本であって、当初より日米開戦による物資の増産とマーシ
ャルプラン(対欧州支援という名目でも実際はカネの80%が米国企業に流れ、余剰がインドネシア
やインドシナでの制圧予算に充当されベトナム戦争が勃発した)でぼろ儲けする算段だったと思いま
すよ。いずれにしろ歴史本的な表層ではなくキャッシュフロー(カネがどこに流れ、誰が儲けたのか)を
たどらなければ本質を見失うと思います。

Yukinoさん、お久しぶりです。

> >極右作家・高橋博彦?
> >この人も、しょせんは「近代以降の日本の意味」など、わかってはいない!
>
>
> というか、高橋さんは植草事件を傍聴するまでは全く政治や社会の仕組みなど知らなかったと
> おっしゃられ、大変謙虚な方だったし「オレは何でも知っている!」みたいなタイプの人では
> なかったですよ。

日本の右派には心情派の人が多い(というよりも、ほとんど皆と言ってもいい)んですね。

心情だけなら誰でも「極右」になれるんですが、あまりにも日本の本当の歴史に無知で、今の日本が「植民地米領日本」である、という認識すら持っていません。

それで皆さん悲憤慷慨しているわけですが、これではまるで「裸の王様」です。

何しろ、大日本帝国が日本そのものと思い込んでいて、そもそも、大日本帝国なる近代日本国家が創られた経緯すら認識していない、という人たちばかりといった有り様なんですから。

本当に日本を愛している(「極右」である?)のならば、少なくとも大日本帝国という「悪名高い、近代日本国家」が創られた経緯の骨格、位は知っていなければならなでしょう?

と思ったので。

> >英米に「一人前の国家」として認められ
>
>
> 色々な見方があるのでしょうが、二ホンの軍事力を整備させロマノフ王朝にぶつけ、後の
> ソ連邦をユダヤ国家として再興するというシオニズム運動が背景にあったと僕は考えるのですけどね。
> 実際、開国当初のソビエト建国の主要者は全てユダヤ系で占められているし、ペリー来航からジェイコ
> ブ・シフによる戦費拠出まで全部シナリオどおりだったのかもしれませんよ。

ロスチャイルドを頂点とする国際金融資本にとっては、全てシナリオ通りに事を運ぶことが出来た、と言えるかもしれませんね。

東アジアで260年間「中立平和主義であった徳川日本」を、「欧米列強の極東の憲兵=大日本帝国」に改造し、それを大々的に利用して、次にロシア帝国を潰して「ユダヤ国家・ソ連」に改造する。

ロシア帝国は「ポグロム」の本拠でもあったので、シオニストユダヤにとっては絶対に許し難い悪魔、そう考えてみれば、およそ共産革命の条件にはそぐわないロシア帝国で共産革命が行われた理由、というのも頷ける。

そのために日英同盟が結ばれ、大英帝国の代理戦争を極東の憲兵=大日本帝国にやらせ(英露戦争→日露戦争))、ロシア帝国の屋台骨をガタガタにしておいて、レーニンのボルシェヴィキによる「革命」成功の足掛かりを築いておく・・・。

日露戦争の戦費も、レーニン・トロッキーの革命資金も、共にクーンレプ商会(ジェイコブ・シフ)が出していたという金の流れを観れば、このシナリオが見て取れますね。

レーニンは日露戦争の経緯を逐一凝視していて、大日本帝国が戦闘に勝つたびに「これで革命に一歩近づいた!」と喝采していましたし、そのレーニンにも革命資金の援助をしていたのが、大日本帝国の欧州工作員・明石元二郎大佐でしたが、その工作資金の出元も、元を正せばクーンレプなわけで。

徳川幕府に不平等条約を調印させたぺりーの帰国後、日本では幕末真っ只中の1860年に、アメリカ本国では南北戦争が勃発するわけですが、その内戦の終結後、余剰となった大量の武器が英国製兵器と共に、トマス・グラバーの手によって薩長土佐の倒幕勢力に売却され、このアメリカ製近代兵器(ガトリング銃など)の威力で討幕軍は幕府軍を圧倒して、明治維新となったのですが。

もちろん、この商取引でグラバーは莫大な収益を上げたわけですが、そもそも、グラバーはロスチャイルド財閥の主力商社ジャーディンマセソン商会の社員で、「ジャーディンマセソン商会長崎支社・グラバー商会」を構えていた人物でした。

> >日本が力をつけてアメリカにとって「脅威」になると、アメリカはこれを叩き潰して服従させたのである。
>
>
> というか、そもそも三井財閥など日本の軍事産業に莫大な投資を行い戦力を増強させたのはディロ
> ンリード社(現カーライル)など米国資本であって、当初より日米開戦による物資の増産とマーシ
> ャルプラン(対欧州支援という名目でも実際はカネの80%が米国企業に流れ、余剰がインドネシア
> やインドシナでの制圧予算に充当されベトナム戦争が勃発した)でぼろ儲けする算段だったと思いま
> すよ。いずれにしろ歴史本的な表層ではなくキャッシュフロー(カネがどこに流れ、誰が儲けたのか)を
> たどらなければ本質を見失うと思います。

もちろん、その通りです。

「ペリーからマッカーサーまで」は、敢て国家を軸にして語っているので、「キャッシュフロー(カネがどこに流れ、誰が儲けたのか)」については直接的には触れてはいませんが、その背後には常に、国際金融資本を頂点とする財閥勢力の暗躍があったわけです。

つまり、歴史の表層は「国家間対立」であっても、特に近代以降、その実態は国際金融資本を頂点とした金の流れを牛耳る者たち、による世界覇権の策動であるわけです。

幕末から明治期に、明治政府の番頭と呼ばれていた三井を中心として、日本の財閥が続々と立ち上がって行った舞台裏には、当然に、米英を拠点とした動いた国際金融資本による対日工作=日本の資本主義化、があったわけです。

大正期には、モルガン財閥が表裏にわたって日本の財界を支援していましたし、その大正期の中国利権を巡る大日本帝国と英米との確執、そして昭和期に入って、満州、中国本土の利権を巡っての日本と欧米列強との本格的な対立に至る経緯の裏側にも、常に米英を表の顔にして、それを裏で操っていた国際金融資本の策謀がありました。

日英同盟を破棄させ、日英対立→英米協調→日・英米対立の構図を意図的に創り上げて、「第二次大戦という次なる巨大利益の獲得」への布石を敷いて行ったのも、英米を手駒に使った国際金融資本の一大プロジェクトだった、と言えるわけです。

ヨーロッパでは、台頭しつつあったヒトラーのナチスドイツに、むろん、国際金融資本をバックにしたアメリカ資本が巨額の援助(フォードなどが代表格)を行って、これまた対立→戦争の土台造りをして、ヨーロッパとアジアの二正面で「第二次大戦の舞台装置」を着々と整えて行きました。

日本を欧米列強の手駒に仕立て上げ、ロシア帝国を潰して共産党国家ソ連に改造して、来るべき冷戦時代という世界二極対立構造を創り上げて、この東西対立を利用して天文学的な利益を上げる、という国際金融資本の世界プロジェクト(これが「グローバリズム」と称しているもの)、もはや近代以降の時代には、世界には真の独立国家など存在せず、その実態は全て国際金融資本という世界帝国の出先機関(営業窓口)に過ぎなくなった、というのが現代の世界の偽らざる実態でしょう。

まさに、世界を制するものは「国家」ではなく「資本主義」、その資本主義を牛耳る世界帝国・国際金融資本、というわけですね。

  • [2015/07/04 06:37]
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遂に戻っていらした

>Oh~松本さん!

お久し振りです!この日を待ちわびておりました。

>日本を欧米列強の手駒に仕立て上げ、ロシア帝国を潰して共産党国家ソ連に改造して、来るべき冷戦時代という世界二極対立構造を創り上げて、この東西対立を利用して天文学的な利益を上げる、という国際金融資本の世界プロジェクト(これが「グローバリズム」と称しているもの)、もはや近代以降の時代には、世界には真の独立国家など存在せず、その実態は全て国際金融資本という世界帝国の出先機関(営業窓口)に過ぎなくなった、というのが現代の世界の偽らざる実態でしょう。

>まさに、世界を制するものは「国家」ではなく「資本主義」、その資本主義を牛耳る世界帝国・国際金融資本、というわけですね。

コーポラティズムの本質は、戦争そのものなのであり(ミルトン・フリードマンは、儲かるなら水爆も有効だと言い切った)、戦争とは利権者同士が秘密裏に話し合い勝敗がどうなろうが、儲かる仕組みになっているにも関わらず、相も変わらず、ニホンジンときたら、99%以上が先の戦争を情緒的的に語り、百田某なる作家が跳梁跋扈している現状に愕然としております(他にもユーチューバーで最近は執筆もしているKAZUYAなど)。

そして今、中国もAIIBを立ち上げましたが、そこにも国際金融資本の影がちらりちらりと、それに対抗する日米に対してももうひとつの国際金融資本の影が、つまり、どっちもどっちで同じ事が言えるのではないでしょうか?次始まる戦争はそんな「茶番人殺しプロレス」が繰り広げられるのは間違いなく、ことニホンジンに対しては先に述べた様に情緒的な戦争教育がプログラミング化され、美しい戦争とやらをでっち上げる為に、子どもたちを洗脳し、騙されてやがては死んでいく未来像しか描けませぬ。しかも既に内部被曝してしまった状態の身体で・・・

失礼しました。

松本さん

>ヒトラーのナチスドイツに、むろん、国際金融資本をバックにしたアメリカ資本が巨額の援助(フォードなどが代表格)を行って、これまた対立→戦争の土台造りをして、ヨーロッパとアジアの二正面で「第二次大戦の舞台装置」を着々と整えて行きました。



機会があれば「なぜアメリカはナチスを必要としたのか」(草思社文庫)を読んでみて下さい。
ご指摘のとおりアメリカ資本がドイツを再軍備させ、戦争による配当と本国産業の乗数効果を得るため
大戦を引き起こした様相が克明に記されています。この図式は今も全く変わらず、だからアメリカは
日米安保を強要しながら中国をお得意さん(武器最大輸入国)にして二ホンにぶつけようとしている
わけですね。

結局、戦争とは社会学でいうところの「資産移転」なのですよ。つまり国家危機を大義として
市民の財産を軍費として巻き上げ、資本家に移し替えるわけですね。考えてみれば単純な仕組みです。
イデオロギーによる戦争なんて一度も無かったのですよ。

水爆よりも売りやすい原子力商品である「原発」

ダムドさん、お久しぶりです!

>コーポラティズムの本質は、戦争そのものなのであり(ミルトン・フリードマンは、儲かるなら水爆も有効だと言い切った)、戦争とは利権者同士が秘密裏に話し合い勝敗がどうなろうが、儲かる仕組みになっているにも関わらず、相も変わらず、ニホンジンときたら、99%以上が先の戦争を情緒的的に語り、百田某なる作家が跳梁跋扈している現状に愕然としております(他にもユーチューバーで最近は執筆もしているKAZUYAなど)。

>そして今、中国もAIIBを立ち上げましたが、そこにも国際金融資本の影がちらりちらりと、それに対抗する日米に対してももうひとつの国際金融資本の影が、つまり、どっちもどっちで同じ事が言えるのではないでしょうか?次始まる戦争はそんな「茶番人殺しプロレス」が繰り広げられるのは間違いなく、ことニホンジンに対しては先に述べた様に情緒的な戦争教育がプログラミング化され、美しい戦争とやらをでっち上げる為に、子どもたちを洗脳し、騙されてやがては死んでいく未来像しか描けませぬ。しかも既に内部被曝してしまった状態の身体で・・・

水爆・原爆はもちろん「目玉商品」ですが、より売りやすい原子力商品であるのが「原発」、というわけでしょ?

その最大のお得意さんが日本、というわけです(^_^)

だから「日本は何があっても絶対に原発をやめるんじゃないぞ!」と圧力を掛けてるわけで。

中共、特に上海閥の方には、国際金融資本の力がかなり作用しているのではないのか、と思っているのですが、まだ今一つこの具体的な関係は掴めていません。

相も変らず、情緒論と心情論でしか「戦争」も「軍事」「国防」も語れない、という現代日本人の精神レベルのお粗末さ。

国際金融資本を頂点とする金を支配する連中にとって、「戦争」とは最大のビジネス(チャンス)なのであり、それ故に絶対に必要不可欠なもの、なのです。

このリクツが、アメリカかぶれ、大日本帝国かぶれの右派ばかりか、口を開けば「戦争反対」とやっている九条平和主義者の左派にも、さっぱりわかってないんですね。

これだから、アメリカ、中共どころか、北朝鮮にも「勝てる」(戦争にという意味ではなく)わけがないんですよ!

いや、そもそも実際に渡り合う前に負けているわけで。

だいたいが、大日本帝国はおろか、大東亜戦争の総括さえいまだに出来ていない(どころか、そもそもそれをやる気すらない)といった有り様ですから、そんなことで、日本の再構築などできおうはずがありません。

左は相変わらずの「九条教」で、右は「アメリカ信者」か「大日本帝国信者」ばかり、という左右そろってお粗末なカルト信者のレベル、ときてますから、そのどちらともまとまな論議すらできない。

だいたいが、大日本帝国こそが「日本そのもの」と、左も右も信じ込んでいて、国際金融資本がバックで仕切る欧米列強体制に組み込まれたために、欧米式帝国主義国家に日本が改造されて、その結果が今日の日本の無残な姿、という近現代日本のあり方の意味、が全くわかっていない!

日本の再構築というのは、こうした総体的なものを踏まえた上で、いかにして日本のあり方を再構築するのか、という一大テーマなのですが、今のお粗末な官僚だの政治家だのといった連中には、とても無理なハナシでしょう。

また、そうなれば、当然に国際金融資本との戦い(直接的には、その最大の営業窓口であるアメリカ政府との戦い)となるわけですが、TPP(日本を完全に国際金融資本の支配下に置くためのシステム)というのはまさにそのこと、でしょう?

  • [2015/07/04 21:41]
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共産党国家ソ連は「Made in U.S.A」

Yukinoさん

>結局、戦争とは社会学でいうところの「資産移転」なのですよ。つまり国家危機を大義として
市民の財産を軍費として巻き上げ、資本家に移し替えるわけですね。考えてみれば単純な仕組みです。
イデオロギーによる戦争なんて一度も無かったのですよ。

まさにご指摘の通りで、そもそも、あの共産党国家・ソ連を創り出したはアメリカの財閥資本(クーンレプにロックフェラーなど)、つまりは国際金融資本のアメリカ支部だったわけで。

要するに、「共産主義」のスポンサーは、なんと共産主義の最大の敵「大ブルジョワジー=大財閥」だったんですね(^_^)

何しろ、レーニン、トロッキーの革命資金のスポンサーはクーンレプで、ソ連が建国されると、そのソ連に真っ先に進出したのがロックフェラー財閥(ロシア帝国時代には、スウェーデンのノーベルトラストが所有していたバクー油田の権益確保が主目的)だった、というわけなんですから。

その後、レーニンからスターリンに代替わりしたソ連は、大々的に工業化を図って行ったわけですが、その先駆けになったのが初の共産主義計画経済となった「第一次五カ年計画」、このスポンサーもなんとクーンレプ。

さらには、この工業化政策にもとづいて次々と建設された大工業都市、その一つがスターリングラードですが、このスポンサーもアメリカの大財閥、といったわけで。

まさに、共産党国家ソ連は「Made in U.S.A」だったんですね、これが。

「知らぬはアメリカ国民ばかりなり」、か?

こうして、米ソ冷戦時代が創られると、アメリカ資本を主力とする国際金融資本の営業部門=軍産複合体傘下の生産工場は、続々とソ連向け輸出物資を大量生産、もちろん、その主力は軍事物資ですが、こうしてアメリカと拮抗する軍事大国ソ連が建設されていった、というビッグプロジェクト!

このソ連と西側諸国との間の売買代金決済のために儲けられたのが、「ユーロダラー」なるシロモノでした。

巨大資本にとって、戦争と軍事くらい儲かる商売はないのですが、その秘訣は、対立する一方を潰してしまうことはせずに、苦戦ながら持ちこたえさせておき、そこに大々的に軍事援助を行う、もちろん、攻める側にも軍需物資を大量供給、つまりは、戦争をやっている双方に軍需品を中心とした物資を売りつけることで、巨額の利益を得る、というやり方です。

何しろ、殺し合いをしてる双方に売りつけることができるのだから、こんなに儲かる商売はないわけで、しかも売ったそばから「大量消費」してくれるから、すぐに「追加注文」が来る、という笑いが止まらないハナシ!

あの「日中戦争」の援蒋ルートというのもこの仕組みで、中華民国と大日本帝国を8年間にもわたって戦争させることで、国際金融資本の産業部門は莫大な利益を上げていました。

  • [2015/07/04 21:43]
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